テント倉庫はCO2排出量を減らせるの?
地球温暖化の原因の1つといわれているCO2の排出量を減らそうとするさまざまな取り組みが行われています。ところで、当社が提供するテント倉庫を採用することでCO2排出量を減らすことができるのはご存じでしょうか?
テント倉庫はCO2の排出を削減できる?
結論からいえば、テント倉庫を採用することでCO2排出量の削減が可能です。
その秘密は、テントに用いられる膜材料にあります。テント倉庫の屋根部分や壁などに使用される膜材料の特徴は、高強度でありながら極めて軽量なことです。膜材料は大きく4種類に分けられますが、1平方メートル当たりの重量は0.4㎏~0.55㎏程度とかなり軽いことがわかります。そして、その軽さこそが、CO2排出量の削減と大きく関係しているのです。
建築材料ごとのCO2排出量比較
建築材料のCO2排出量は、各材料のCO2排出原単位(排出係数、kg-CO2/kg)と1平方メートル当たりの重量の関係性によって算出されます。わかりやすく言い換えれば、建築材料の重量が軽いほど、CO2排出量は少なくなります。
建築材料1平方メートル当たりのCO2排出量を比較した場合、アルミハニカムで259.06Kg-CO2/Kg、ガラスで40.91kg-CO2/kg、ポリカーボネイトで36.58kg-CO2/kg、折板メッキ銅板で13.38kg-CO2/kgです。
一方、膜材料の中でも重量のあるA種膜材料の1平方メートル当たりCO2排出量は、わずか3.14kg-CO2/kgしかありません。より軽いC種膜材料では1.96kg-CO2/kg、B種膜材料では1.27kg-CO2/kgとさらに少なくなることがわかります。
膜材料は他の建築材料と比較してかなり軽量なため、CO2排出量もおのずと少なくなり、そのため、膜材料を使うテント倉庫を採用することで、CO2排出量の削減が可能になります。