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テント倉庫

テント倉庫のリース・レンタルについて

「テント倉庫を建てたいけど初期費用が高い」と感じているなら、リースやレンタルも検討してみましょう。
リース・レンタルは、テント倉庫を購入するよりも初期費用が抑えられるだけでなく、短期間だけ利用できることもメリットです。この記事では、テント倉庫の基礎を説明したうえで、リース・レンタルの違いとメリット・デメリットについて解説します。

テント倉庫に関する基本的な知識は以下のページに詳しく記載しております。合わせてご参考ください。

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テント倉庫

テント倉庫とは?用途や構造、メリット・デメリットを解説

テント倉庫とは?

テント倉庫

そもそもテント倉庫は、一般的な倉庫とどう違うのでしょうか?

ではまず、テント倉庫の基本から説明しましょう。

テント倉庫とは、骨組みとなる鉄骨を組んで、その上にシート膜を張った倉庫です。

平成14年7月23日国土交通省告示第667号によると、延べ面積が1,000㎡、軒の高さが5m以下、階数が1つであることなどを条件としています。テント倉庫は、一般的な倉庫と比較して、短期間・低コストで建築できることがメリットです。

また、テント倉庫は、一般的な建物を建てにくい変形地にも建てられます。テント倉庫の骨組みは、ある程度自由に設計できるため、変形地にも対応でき、土地の有効活用が可能です。

詳しくは「テント倉庫とは?用途や構造、メリット・デメリットを解説」のコラムで紹介してあるので、ぜひ確認してみてくださいね!

テント倉庫のリースとレンタルの違いは?

テント倉庫が一般的な倉庫より安いと言っても、建設にはかなりの費用が掛かりそうですね…

初期費用を抑えて使用するなら、リースやレンタルといった方法がありますよ。

リースとレンタルって同じではないのですか? どう違うんですか?

リースとレンタルは、どちらもテント倉庫を「借りる」イメージですが、実は契約期間や保守義務、費用などの違いがあります。

テント倉庫のリース・レンタルの違いは、次の表のとおりです。

リース レンタル
契約期間 長期間(年単位) 短期間(月単位)
費用 レンタルよりも安い リースよりも高い
テント倉庫の規格 要望に合わせて施工 レンタル用に限られる
保守・修繕義務 ユーザー レンタル会社
経費処理 できる できない
中途解約 できない(解約料が発生) できる

 

契約期間・中途解約

テント倉庫のリースとレンタルの最も大きな違いは、契約期間です。

リースの場合は長期契約が基本で、多くのサービスが年単位での貸し出しをしています。一方、レンタルでは、リースよりも短期間の契約が可能です。1年以内の短期契約に向いています。

また中途解約についても、リースとレンタルでは異なります。テント倉庫のリースでは、中途解約は原則不可能です。解約できても、契約期間満了時のリース料の支払いが必要なケースもあります。レンタルの場合は、リースとは異なり、中途解約が可能です

費用

リース・レンタルともに、テント倉庫を購入するよりも初期費用が安くなることが特徴です。利用料金は、リースのほうが安い傾向にあります。

テント倉庫の場合は施工が必要なため、契約期間の長いほうがリース会社のコストも下がり、費用が安く設定されているからです。

保守・修繕義務

保守・修繕義務とは、リース・レンタル中のテント倉庫が破れたり壊れたりした場合に、ユーザーとリース・レンタル会社のどちらが修繕費用をもつかの取り決めです。

一般的には、リースの場合はユーザー側に保守・修繕義務があり、使用中に修繕が必要な場合はユーザーが費用をもちます。レンタルでは、レンタル会社側に義務のあるケースが多く、シート膜の破れなどがあっても、費用の心配はありません。

リースとレンタルの違いは分かりました!ただ、リースってやっぱりよくわからないです。レンタルはよく近くのレンタルショップでDVDを借りるのでイメージしやすいのですが…

ざっくりいうと、レンタルはレンタル会社が元々持っているものを貸してくれますが、リースの場合はリース会社が代わりに買ってくれて貸してくれる、という違いです。

なるほど!ではBさんが僕の欲しいDVDを買って、僕に貸して毎日費用を請求した場合はリースになるってことですね!

個人間の貸し借りにリースってまず使わないですけどね…イメージはあっていますが…

テント倉庫をリースするメリット

テント倉庫をリースすることで、初期費用を抑えたり、経費処理が可能であったりといったメリットがあります。リースのメリットを理解しておけば、よりお得にテント倉庫を使用できるでしょう。

ここでは、テント倉庫をリースするメリットを解説します。

初期費用が少額

テント倉庫をリースすると、購入する場合と比べて、初期費用が少額になるのがメリットです。

購入するには、施工費などの費用をすべて自己資金で補うため、初期費用が高額になります。リースの場合は、施工費などがリース料に含まれているため、初期費用が抑えられます。

初期費用として用意できる資金が限られている場合には、リースを利用すると、テント倉庫を導入しやすくなるでしょう。

コストがレンタルよりも安い

テント倉庫のリースは、レンタルの場合よりも利用料が安いことがメリットです。

レンタルの場合は、リースよりも契約期間が短く、保守・修繕義務も発生しないため、利用料は割高な傾向があります。

年単位で契約する予定であれば、コストを抑えるためにリースでテント倉庫を借りるのがおすすめです。

減価償却が認められる

リースでテント倉庫を借りる場合は、リース費用は減価償却の対象となります。

減価償却とは何ですか?

減価償却とは、固定資産を購入する費用を、使用可能期間で分割して経費とする会計処理のことです。

会計処理の手間はかかりますが、購入の翌年度以降に費用を分散させることで、税金上の負担を減らせるメリットがあります。

テント倉庫はリース期間も長く、費用も大きくなるため、減価償却が認められます。

テント倉庫をリースするデメリット

テント倉庫のリースは、魅力も多くありますが、一方でデメリットとなる点もあります。

メリットだけでなく、デメリットも理解しておくことで、その対処をおこなえるでしょう。

ここでは、テント倉庫をリースするときのデメリットとその対処法について解説します。

中途解約ができない

テント倉庫のレンタルとは異なり、リースの場合は原則、中途解約できないことがデメリットです。

契約時に定められた契約期間を満了する必要があるため、中途解約する場合は、残りのリース料や違約金の支払いが発生します。

中途解約すると、余計な費用がかかるのですね。

ただ、反対にいうと、残りのリース料・違約金を支払えば、中途解約は可能ということです。

中途解約の心配がある場合は、契約期間を短く設定するのも、1つの選択肢でしょう。リースの場合は、契約満了後も契約を延長してテント倉庫を使用できるので、最初の契約は最短期間を選ぶと、違約金など中途解約にかかる出費が抑えられます。

支払総額が割高になる

テント倉庫のリースは、支払総額が購入の場合よりも割高になることがデメリットです。

リースは初期費用を抑えられますが、その分がリース料に含まれます。リース料には、テント倉庫の本体価格や保険料、固定資産税などが含まれており、リース期間の総額費用が割高になりがちです。

では、テント倉庫を購入するほうがコスト削減になるのですね?

実は、利用条件によってはそうとも言い切れません。

利用予定の期間が短いケースでは、購入するよりもリースのほうが、支払総額が少なくなります。テント倉庫を継続して使う予定がない場合には、リースはコストダウンにつながります。

またレンタルよりも利用料は安く、経費に計上できることから、リース・レンタルを考えている場合は、リースのほうが支払総額を抑えられるでしょう。

テント倉庫をレンタルするメリット

テント倉庫のレンタルは、リースよりも短期間の利用を考えているケースでおすすめの方法です。まずは、テント倉庫をレンタルするメリットについて解説します。

短期の利用が可能

テント倉庫のレンタルは、リースよりも短期での利用が可能です。

リースでは年単位での契約になりますが、レンタルなら月単位でも利用できるため、テント倉庫の利用期間が短いときにおすすめです。

テント倉庫の一時的な利用ならレンタル、中長期の利用ならリースを選ぶとよいでしょう。

事務処理が少ない

テント倉庫のレンタルはリースの場合とは異なり、減価償却が認められていません。

減価償却できないと、税金が心配ではないですか?

減価償却できないことは、デメリットのようにも感じますが、減価償却の会計処理が必要ないことで、事務処理が少なく済むんですよ。

テント倉庫をレンタルするデメリット

テント倉庫のレンタルは、費用が割高になったり、規格製品しか選べなかったりと、デメリットもあります。メリットだけでなくデメリットも知っておくと、あとで「失敗した」と後悔せずに利用できるでしょう。

ここでは、テント倉庫をレンタルするデメリットについて説明します。

費用が割高になる場合も

テント倉庫のレンタルは、リースよりも費用が割高になるケースがあることがデメリットです。レンタルは、契約期間が短いため、リースよりもレンタル会社が利益を上げにくく、費用が割高になります。

またリースと同様に、初期費用が少額であるメリットはありますが、施工費や保証料などがレンタル料に含まれるため、結果的に割高になる可能性は否定できません。

レンタル用の規格製品しか選べないことも

レンタルの場合は、レンタル用の規格製品しか選べないケースも多々あります。

規格製品とは、どういったものでしょう?

規格製品とは、レンタル会社がレンタル用に確保したテント倉庫です。

レンタル会社のコスト削減のために、決まった形・大きさのテント倉庫しか選べず、建てたい土地に合わない可能性もあります。リースの場合は、希望するテント倉庫を選べるため、変形地にも対応できます。

自由な設計が可能なら、リースのほうが良いですね!

中長期の利用ならリースがおすすめ

テント倉庫は、軽くて丈夫なだけでなく、施工期間が短く、コスト削減になる倉庫です。テント倉庫を建てるには、購入・リース・レンタルの3つの方法があります。

リースとレンタルのメリット・デメリットは、次の表のとおりです。
 

リース レンタル
メリット ・初期費用が購入より少額

・減価償却できる

・短期間の利用が可能

・会計処理が簡単

デメリット ・中途解約できない

・支払総額が購入より高額になる

・リースよりも割高になることもある

・規格製品しか選べないこともある

 
テント倉庫をリースするときは、より長く使える丈夫なものを選ぶと、メンテナンス費を削減できます。弊社では、特注の生地を使用しているため、一般的なシート膜の張り替え目安よりも長くご使用いただけます。テント倉庫のリースをご検討している方は、ぜひ一度OSテックにご相談ください。リースの手順も含め、お客様に最適な方法をご案内します。

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