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テント倉庫は積雪にも対応。雪の多い地域でも安心して使用できます

「うちは雪が多く降るんだけどテント倉庫を建てることはできますか?」このような問い合わせをいただくことがあります。大雪が降る地域でもテント倉庫を建てることは可能です。ただし、多雪地域では積雪の重みを考慮して、一般的なテント倉庫よりも耐久性に優れた設計をすることが必要です。
積雪テント倉庫はどのような特徴があるのか、どのように建設するのか、ご紹介します。

テント倉庫に関する基本的な知識は以下のページに詳しく記載しております。合わせてご参考ください。

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テント倉庫

テント倉庫とは?用途や構造、メリット・デメリットを解説

積雪地域に建てるテント倉庫は「垂直積雪量」も考慮して設計

一般的に建物を設計する際には、固定荷重、積載荷重、風圧力、地震力、積雪荷重といったあらゆる力を考慮して構造計算します。その中で、雪の多い地域でポイントとなるのが積雪荷重です。
積雪荷重は、地域ごとに細かく定められた「垂直積雪量」が基準となります。雪の多さは、市町村単位で区切られるものではないので、同じ市町村でも垂直積雪量が異なる場合があります。例えば北海道札幌市内は、南区の一部が190cm、それ以外の地区が140cmと定められています。建設する予定地の垂直積雪量を事前に調べる必要があります。

建設予定地ではどのくらいの荷重を考慮する必要があるか?をしっかり計算した上でテント倉庫を建てることで、安心してテント倉庫を使用することができます。

屋根に雪が積もらない工夫をする

雪の多い地域でテント倉庫を建設する場合、ポイントとなるのは屋根です。降った雪が屋根に積もらない工夫を施します。具体的には、屋根勾配をきつくする、骨材を多くする、などです。

雪がスムーズにすべり落ちるように屋根勾配を設定

屋根の勾配を、一般的なテント倉庫よりもきつく設計します。テント倉庫では基本的に屋根に雪が積もらないようにします。そこで、降った雪が自然にすべり落ちるように屋根勾配をつける必要があります。
通常のテント倉庫と比較して、1.5~2倍の勾配をとることが多いです。こうすることで屋根に雪がたまりすぎることなく、スムーズにすべり落ちてきます。

柱を太くし、屋根材の本数を増やすことで構造を強化

躯体にも、積雪地域ならではの強化対策が必要です。先に説明したように、積雪荷重を考慮して構造計算し、設計していきます。

雪の重さに耐えられる太い柱

雪の重さに耐えられる太さの柱を採用することが必要です。建設する場所の垂直積雪量から積雪荷重を割り出し、固定荷重、積載荷重、風圧力、地震力を考慮して構造計算。柱の径を決定します。

屋根材の本数は通常のテント倉庫の約2倍

積雪地域でテント倉庫を建てる場合、積雪のない地域と比べ、屋根の鉄骨の数は約2倍になります。屋根の鉄骨を増やすことで、極力シートがたわまないようにします。

屋根、フレーム以外にも以下の対策を

積雪地域でのテント倉庫を建設する際は、屋根と躯体以外にも気を配るところがあります。雪の量や重みで、テント倉庫やその周辺に影響が及ばないように、以下のポイントに留意しましょう。

雪が溜まらない位置に開口部を設置する

開口部をどこに設置するかも確認しておきましょう。テント倉庫の妻側(短手方向)に開口部を設けるのがおすすめです。桁側(長手方向)は、屋根からの落雪があるからです。
また、屋根からの落雪がなくても建物の周囲には雪が積もりますので、こまめに除雪作業することは必要です。

雪の多い地域でのテント倉庫の設計・施工には工夫を加えて快適に使用

ここまで、雪の多い地域でテント倉庫を建てる際にポイントとなる点をご紹介してきました。テント倉庫は、屋根の勾配をきつくすることで雪を自然にすべり落とすことができるため、積雪地域でも安心して建設・使用することができます。
テント倉庫の建設期間は、設計から建設まで3.5ヶ月程度です。積雪の多い地域でテント倉庫の建設を予定している場合は、余裕をもって計画を進めましょう。

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