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テント倉庫の結露対策とは?

鉄骨とシート膜を組み合わせて建てるテント倉庫。テント倉庫は短期間かつ低コストで作成できるため、多くの場面で活用されています。非常に便利なテント倉庫ですが、換気が十分でないと結露が発生し、さまざまなトラブルが発生することもあります。そこで今回はテント倉庫で結露が発生することで起こるトラブルや対策方法などについてご紹介します。

テント倉庫の主な用途

テント倉庫とは、組み立てた鉄骨にシート膜を張った建築物です。テント倉庫は物を保管するために使われることが多いですが、用途はそれだけではありません。テント倉庫の主な用途は以下の通りです。

  • 建築機械整備場
  • 運輸・海運用具の保管倉庫
  • 販売業の在庫保管倉庫
  • 災害用の医療テント

 

テント倉庫を設置する場所や大きさ、保管する物、用途によって、使用できる生地の種類が限定されていることもあるため、設置時には目的を必ず明確にします。特に周囲に建造物が密集している地域では条件が厳しいこともあるため、事前に確認しておきましょう。

 

テント倉庫は結露に弱い?

テント倉庫の設営で使用する膜は、国土交通省によって規定が設けられています。(※)

  • 厚み0.45mm以上の防火認定生地(国土交通大臣認定生地)
  • 厚み0.5mm以上の不燃認定生地(国土交通大臣認定生地)

 

不燃認定生地は耐火性に優れている一方で、換気が十分でないとテント内に空気がこもりやすく、生地の表面に結露が発生しやすいといわれています。テント倉庫が結露することで起こるトラブルや対策法などについては、次項から詳しくご紹介します。

 

※出典: テント倉庫建築物の構造方法に関する安全上必要な技術的基準を定める等の件 | 国土交通省(2021年11月20日)

 

テント倉庫が結露することで起こるトラブル

結露は空気中に含まれる水蒸気が冷えて水滴になることで生じるものです。暖かい水蒸気を含んだ空気が冷やされ「飽和水蒸気量」を超えると、処理しきれなくなった水蒸気が水に変わります。

 

一般的な倉庫と同様、テント倉庫の場合も、換気が不十分で内部に暖かい空気が溜まると外部との温度差によって結露が生じます。テント倉庫が結露することで起こるトラブルについて詳しく見ていきましょう。

 

シートの表面にカビが発生する

テント倉庫が結露すると起こりやすいトラブルとして、シートの表面にカビが発生することが挙げられます。シートにカビが発生すると見た目が悪いだけではなく、カビ除去の費用が高額になったり、シートの寿命を縮めてしまったりします。テント倉庫をできるだけ長く使うために、シート表面にカビを発見したら早めに除去しましょう。

カビの発生範囲が小さい場合、中性洗剤を含ませた雑巾でカビを拭き取り、乾燥させて除去する方法がおすすめ。塩素系漂白剤を使用する方法もありますが、テント生地を痛めてしまう原因になるため、使用を控えるのが無難です。

 

金属部分が腐食する

テント倉庫の鉄骨部分にカビは生えませんが、結露の水滴が原因となってサビが発生する可能性があります。サビを放置すると鉄骨部分の腐食が進み、鉄骨の強度が弱くなってしまうため、日常的にサビつかないように管理することが大切です。サビが発生してしまうと自分で除去するのは難しいため、専門業者に除去依頼をするのが良いでしょう。

 

管理が不十分だと健康被害につながることも

カビの種類は多岐に渡りますが、私たちがよく見かけるのはクロカビやススカビ、アオカビのいずれかです。倉庫内に発生したカビは空気中に浮遊し、空気中に含まれる水分を利用して増殖していきます。呼吸を通してカビが人体に入ると、アレルギー性鼻炎や過敏性肺炎、シックビル・シックハウス症候群といった健康被害が現れることもあります。(※)

このような事態を避けるため、テント倉庫に結露が発生しないように日頃からさまざまな対策を講じる必要があるのです。

※出典: 健康な日常生活を送るために | 厚生労働省(2021年11月20日)

 

テント倉庫の結露対策とは

テント倉庫の結露によるトラブルをご紹介しましたが、適切に結露対策を行っておけば、カビ・腐食の発生を防いでテント倉庫自体を長く使えるようになり、人体への健康被害を防げます。

テント倉庫における結露対策の基本は、外気温と室内気温の温度差をできるだけ小さくし、適切な湿度を保つことです。テント倉庫の結露対策でできることについてご紹介します。

 

ベンチレーターを設置する

ベンチレーターとは、換気を目的に室内外を連絡した換気装置のことを指します。一般的な建築物同様、テント倉庫においても屋根に設置されることが一般的です。

ベンチレーターと一緒に天井にファンを設置して換気を促すことがありますが、テント倉庫では自然換気用として用いられることが多い傾向です。設置後にメンテナンスを行う必要はほとんどなく、モーターが必要ないといったメリットもあります。ベンチレーターを通してテント倉庫内部に雨や風が吹き込まないように、ステンレス銅板やガルバリウム銅板など頑丈な素材が用いられています。

 

出入口を二重構造にする

テント倉庫には出入り用の扉が設置されますが、扉とひとくちに言ってもアルミサッシドア付きのものや、レール上を移動する伸縮式のものなど、さまざまな種類があります。出入口が二重構造になっているテント倉庫にすれば、外気がテント内部に侵入するのを防ぐ効果があり、結露の発生を抑えることができます。アルミサッシドアは防寒性もあるため、「寒冷地にテント倉庫を設置したい」という場合にもおすすめです。

 

高品質でリーズナブルなテント倉庫をお求めの方はOSテックへ

今回はテント倉庫の結露対策やさらに幅広い用途で使用する方法などについてご紹介しました。

テント倉庫は鉄骨を組み立ててシート膜を張るだけで、場所を問わず設置が可能です。低コストかつ短期間で設置できるため、さまざまなシーンで活躍しています。また、今回ご案内したような結露に関するご相談や対策に関してもお気軽にご相談ください。日々のメンテナンス含め、テント倉庫をどう活用すると良いかをご提案いたします。「高品質でリーズナブルなテント倉庫を探している」という方は、OSテックにぜひご相談ください。

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